Archive for the ‘事業関係・事業承継’ Category

【メモを取る事の重要性】【裁判に勝っても満足出来ない】2件

2016-05-17

【メモを取る事の重要性】
私は人のお話しをお伺いするときはかなり細かくメモを取ります。
メモを取るのは記録のためでもありますが、主な目的は頭の整理のためです。
法律相談においても、聞き取ったことは法的に重要かどうかにはこだわらずにメモします。あるいはホワイトボードにどんどん書いていきます。
悩んで相談に来られた方が口に出して言うことは全て意味があると思っているからです。
いろいろ出てきた事柄を整理していくと思わぬ解決が見えてきたり問題設定が誤っていることに気がついたりもします。
メモ、ホワイトボードの活用の徹底をお勧めします。
立場を替えて私のお話しをメモする人は理解が早い
し話が発展していきますがメモをとらない方は話が堂々巡りして進みません。繰り返しになります。
メモを取ってくれると安心感もあります。
(追伸)
ホワイトボードを使ってのディスカッション、議事録作成のやり方は銀行のIT部門でIBMの手法から学んでいます。

【裁判に勝っても満足出来ない】
弁護士として思うこと。
先日、経営者の会合でのお話し。
企業業績も順調な立派な会社の経営者のかたと。
裁判には勝ったのですが納得できていない、と。
同じようなことを他の会合でも聴きました。
どうも裁判に勝つことだけでは満足することは難しいようです。
その事が気になりずっと考えていました。
裁判は問題解決の一手段に過ぎないのにそれが自己目的化しているのではないのか。裁判以外のより高いレベルでの解決策について真剣に検討していないのではないか。
一度裁判に踏み切ってしまうと、そのことを忘れてしまい細かい争いにこだわってしまう。
原点に帰って考えることが大切だと思います。
弁護士もなんでも訴訟にしようという考えの方がいるのかもしれません。

裁判に勝っても満足できないこと、執着からはなれること(2件)

2016-05-17

【裁判に勝っても満足出来ない】
弁護士として思うこと。
先日さる経営者の会合でのお話し。
企業業績も順調な立派な会社の経営者のかた。
裁判には勝ったのですが納得できていない、と。
どうも裁判に勝つことだけでは満足することは難しいようです。
その事が気になりずっと考えていました。
裁判は問題解決の一手段に過ぎないのにそれが自己目的化しているのではないのか。
一度裁判に踏み切ってしまうと、そのことを忘れてしまい細かい争いにこだわってしまう。
原点にかえって考えることが大切だと思います。

特に、最近ご相談やご依頼が多い離婚、相続の争い事の場合には裁判に勝っても満足できないことが多いようにも
思います。
相手を打ち負かすとそのときはいいようにも思っても、長い目でみると不満足な結果になることが多いかもしれません。

そんなことも踏まえて、相談者には対応を助言させていただいております。

【執着から離れること】
弁護士として思うこと。
争い事の原因の多くは「執着」にあるように思います。
そのために多くの時間とエネルギーを失ってしまう。
争い事を解決しようとするときに個人的なこだわりや執着にとらわれてしまいそこから離れられない。
しまいには何でこんな争いをしているのかわからなく成ってしまうことまで。争いそのものが目的になってしまう。
争いそのものが目的ではないはず。
より良く生きるため、より正しく事業を運営していくため。
あるいは
良い会社を作ろう、
優れた経営者になろう。
その事に立ち返ると「執着」から離れることが出来、前向きに生きることが出来たり、正しく事業の運営が出来ると思います。
争いに悩んでいる方が「執着」から離れ、高い視座から争いを終わらせる決断をする瞬間にたくさん居合わせることが出来ました。その事は私が仕事する上での醍醐味です。
そして「執着」から離れた方に自ずと敬意の念が湧いてきます。

事業承継、相続などのことが気になりましたら是非ご相談ください。

2015-09-01

先日は前職の銀行の関係でM&Aのセミナーに参加。
実践編も含め6時間しっかりと学んできました。
M&Aの目的、方法、財務、税務、法務等の観点から基本的なことを整理することができとても有益なセミナーでした。
銀行でのキャリアも踏まえ会計、税務にも明るい弁護士として会計士、税理士等と連携しながら中小企業の経営アドバイスにも活かしていきたいです。

事業承継、相続問題などの検討においてМandAはとても有益なツールになると思います。

(МandAとはmerger and acquisitionの略で、企業の統合、合併、買収などを意味します)

事業承継、相続などのことが気になりましたら是非当法律事務所にご相談ください。

【経営者は悩み、問題について誰に相談するのでしょうか】

2015-09-01

【経営者は悩み、問題について誰に相談するのでしょうか】

私が銀行に勤めていたときの経験から推測するに、会社の社長さんはまずは税理士さん、金融機関の担当者、商工会議所等のかたに相談することが多いように思います。他にもコンサルタント、知り合いの経営者、弁護士、会計士等もあるかもしれません。

でもなかなか解決に繋がるようなアドバイスをもらうのは難しいように思います。

実際のところ、経営の悩みは千差万別でなんでも対応出きる人はいません。

ではどうすればよいのでしょうか。

様々な専門家と繋がりがあり、見識も深く頼りに出来る法律家や会計等の専門家などといつでも相談できるようにしておくことでしょうか。特に大切なことはその専門家が企業経営、事業に深い理解を出来る人かということでしょう。お話しをすればすぐ分かると思います。簡単には見つけられませんので日頃から意識して探しておいたほうがよいでしょう。相性の問題もありますし。

事業承継、事業の相続などの問題など、税務、会計、企業法務、経営などの幅広い知識が求められる業務は、税務、会計、法務、経営に幅広い知識を有する私に是非ご相談ください。関係専門家と連携してベストソリューションをご提案します。

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