【メモを取る事の重要性】
私は人のお話しをお伺いするときはかなり細かくメモを取ります。
メモを取るのは記録のためでもありますが、主な目的は頭の整理のためです。
法律相談においても、聞き取ったことは法的に重要かどうかにはこだわらずにメモします。あるいはホワイトボードにどんどん書いていきます。
悩んで相談に来られた方が口に出して言うことは全て意味があると思っているからです。
いろいろ出てきた事柄を整理していくと思わぬ解決が見えてきたり問題設定が誤っていることに気がついたりもします。
メモ、ホワイトボードの活用の徹底をお勧めします。
立場を替えて私のお話しをメモする人は理解が早い
し話が発展していきますがメモをとらない方は話が堂々巡りして進みません。繰り返しになります。
メモを取ってくれると安心感もあります。
(追伸)
ホワイトボードを使ってのディスカッション、議事録作成のやり方は銀行のIT部門でIBMの手法から学んでいます。
【裁判に勝っても満足出来ない】
弁護士として思うこと。
先日、経営者の会合でのお話し。
企業業績も順調な立派な会社の経営者のかたと。
裁判には勝ったのですが納得できていない、と。
同じようなことを他の会合でも聴きました。
どうも裁判に勝つことだけでは満足することは難しいようです。
その事が気になりずっと考えていました。
裁判は問題解決の一手段に過ぎないのにそれが自己目的化しているのではないのか。裁判以外のより高いレベルでの解決策について真剣に検討していないのではないか。
一度裁判に踏み切ってしまうと、そのことを忘れてしまい細かい争いにこだわってしまう。
原点に帰って考えることが大切だと思います。
弁護士もなんでも訴訟にしようという考えの方がいるのかもしれません。

京都市や大阪市、神戸・西宮・芦屋など京阪神エリアを中心に、身近な法律問題に丁寧に向き合っています。
24年間の金融機関勤務経験を活かし、法人・個人を問わず、ご相談いただいた方の立場に寄り添った対応を心がけています。
相続や離婚、交通事故、債務整理など、日常に関わる法律問題もお気軽にご相談ください。
不安、悩みは必ずしも法律問題だけではないと思います。心の不安、悩みを軽減、解消するためにカウンセリング業務にも取り組んでおります。
債務整理、破産など借入の整理についての初回の法律相談は無料。ご予約を頂ければ夜10時までご相談できます。お気軽にお問い合わせください。